日本女子フットサルリーグ
■2019■


第3回日本女子フットサルリーグ2019


日本女子フットサルリーグ公式サイト

残り49秒の奇跡 ドラマチック・フットサル
日本女子フットサルリーグ第2節
「福井丸岡RUCK vs 府中FCプリメイラ」
来場者1376人がフットサルを堪能
たくさんの応援のおかげてホーム福井で勝利できました。
会場にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
これからも福井丸岡RUCKをよろしくお願いします。


  丸岡RUCK サイコロ 流経大 浦安 アルコ ユニアオ 府中 北海道 勝点 得失 順位
福井丸岡RUCK △2-2 〇6-1 ●0-1 ●3-5 〇8-2 〇4-3 〇6-1 13 14 3
SAICOLO △2-2 ●2-7 ●0-6 ●2-4 〇1-0 〇2-1 〇4-2 10 -9 4
流通経済大学 ●1-6 〇7-2 ●4-5 ●0-3 〇7-3 ●1-4 ●5-7 6 -5 7
浦安ラスボニータス 〇1-0 〇6-0 〇5-4 〇5-2 〇6-0 ●1-2 〇10-2 18 24 1
arco-iris神戸 〇5-3 〇4-2 〇3-0 ●2-5 〇4-1 〇2-1 〇8-0 18 16 2
UNIAO ●2-8 ●0-1 ●3-7 ●0-6 ●1-4 ●1-3 ●3-4 0 -23 8
府中プリメイラ ●3-4 ●1-2 〇4-1 〇2-1 ●1-2 〇3-1 ●1-3 9 1 5
エスポラーダ北海道 ●1-6 ●2-4 〇7-5 ●2-10 ●0-8 〇4-3 〇3-1 9 -18 6

GAME DATA


第1節
茨城県
流経大
龍ヶ崎キャンパス
6月8日(土) 11:00
291
府中
15
2(1-0・1-1)1 浦安
44
9千田
22伊藤佳
13:15
343
RUCK
60
6(3-1・3-0)1 北海道
26

04:02 失点8阿部押し込む←右コーナー
08:47 荒井フォア詰め←高尾左突破
17:03 北川スライディングS←高尾左から右足
19:00 山川こぼれ拾ってドリブルS
26:56 北川右サイドターンS←荒井
29:38 山川左サイド右足S←池内中央
39:15 高尾カットインS←横山

15:30
291
アルコ
54
4(2-1・2-0)1 ユニアオ
24
2門井19若林4市原21高畠
17五藤さ
17:15
269
流経大
41
7(5-1・2-1)2 サイコロ
44
13小川9嶋貫19宮本
20飯干②8富田②
3松本13小林
第2節
福井県
県営体育館 
6月29日(土) 13:00
199
北海道
32
4(3-0・1-3)3 ユニアオ
36
10佐野川5石戸谷7北林17太田
11五藤沙12脇田9今井
15:15
273
アルコ
44
3(2-0・1-0)0 流経大
37
19若林②12青山葵
6月30日(日) 13:00
1376
RUCK
28
4(2-1・2-2)3 府中
30
04:15 池内インターセプトからドリブルS
06:47 船附こぼれ球S←17←27
11:38 山川←前田カットして(山川前プレ)
23:15 純奈←高尾キーパースローカット
30:16 船附ターンS←17←27
37:38 船附←藤田←22←39左キックイン PP
39:11 高尾←北川←荒井←浅野
15:15
365
浦安
31
6(1-0・5-0)0 サイコロ
15
16中井②18平井15伊藤果
8宮原9濱野
第3節
北海道
きたえーる 

7月27日(土) 11:00
121
RUCK
40
8(2-0・6-2)2 ユニアオ
13
05:18 高尾←北川前プレ奪って...
07:17 前田右からカットインしてS
23:04 前田←池内カットしてドリブル
24:00 山川奪って右サイド突破から右足S
27:42 失点 11五島沙奈
30:29 北川こぼれ球S←前田S
35:03 高尾←横山←高尾←横山インターセプト
35:42 高尾PP返し フィクソのボールを奪ってドリブルS
37:36 山川ターンS←池内ピヴォ当て←凜花
39:18 失点 12脇田
13:15
112
アルコ
16
2(2-4・0-1)5 浦安
28
4四井③13一井②
1ミレリ18加藤
7月28日(日) 10:15
150
府中
25
4(1-1・3-0)1 流経大
16
17島崎8桜庭14藤田22縄田
10広瀬
15:45
527
北海道
26
2(2-3・0-1)4 サイコロ
24
9安②13小林6木原
8阿部10佐野川
第4節
兵庫県
グリーンアリーナ
9月15日(日) 11:00
462
府中
25
1(0-0・1-3)3 北海道
16
9千田
10佐野川②5石戸谷
13:15
2465
RUCK
24
3(1-2・2-3)5 アルコ
32
07:56 北川右サイドミドルS
08:41 失点 加藤インターセプトからドリブルS
10:22 失点 小村チョンドンS←加藤右キックイン
23:53 前田S←山川ターンS←荒井ピヴォ当て←池内右キックイン
29:52 高尾フォア詰S←北川インターセプト
33:30 失点 オウンゴール 加藤右シュートパス
34:19 失点 若林 ドリブルS
35:07 失点 市原ボレーS←左キックイン
15:30
380
浦安
38
5(2-2・3-2)4 流経大
16
15伊藤18平井②8宮原②
13小川20飯干11藤根10広瀬
17:45
266
ユニアオ
16
0(0-0・0-1)1 サイコロ
31
12吉林
第5節
埼玉県
サイデンアリーナ
10月26日(土) 14:00
336
RUCK
19
0(0-0・0-1)1 浦安
27
34:20 失点 宮原←右キックイン
17:00
502
アルコ
41
2(0-1:1-4)4 サイコロ
18
7平井6古村18加藤19若林
12吉林②
10月27日(日) 11:00
204
流経大
26
5(2-4:3-3)7 北海道
27
17太田②5石戸谷7北林②10佐野川15千葉
15中村25仲村②8富田27徳田
14:00
285
府中
29
3(2-0:1-1)1 ユニアオ
9
22縄田7神崎OWN
18田中
第6節
愛知県
一宮市総合
11月23日(土) 11:00
160
RUCK
31
6(3-1・3-0)1 流経大
19
06:56 高尾ジアゴナールS←北川
12:31 失点(広瀬)こぼれ球S←ヘディングS←左キックイン
16:21 荒井←(北川スルー)←高尾左突破
19:07 北川←北嶋前プレ
20:23 北川←横山←北川←浅野クリアランス
21:18 横山←北川←荒井←北川←横山←荒井左キックイン
38:48 荒井ボレーS←高尾左キックイン
13:15
175
アルコ
30
8(3-0・5-0)0 北海道
11
18加藤④19若林2門井②6小村
11月24日(日) 12:00
239
府中
25
1(0-0・1-2)2 サイコロ
33
7秋田谷②
9千田
15:00 ユニアオ
14
0(0-1・0-5)6 浦安
44
16中井8宮原②18平井15伊藤OWN
第7節
東京都立川
千葉県浦安
12月21日(土) 11:00
438
流経大
30
7(4-1・3-2)3 ユニアオ
12
4小泉③23小川11藤根14島津19宮本
5小林②17五藤
13:30
948
アルコ
27
2(1-0・1-1)1 府中
15
13山口7平井
9千田
12月21日(日) 12:00
411
RUCK
31
2(1-0・1-2)2 サイコロ
33
19:48 高尾
22:52 吉林
24:10 北嶋
27:11 松本
14:30
1186
浦安
47
10(4-2・6-0)2 北海道
10
15伊藤④8宮原18平井11千葉②16中井22伊藤
15千葉4白戸
プレーオフ
準決勝

駒沢体育館
1月18日(土) 12:30
262
RUCK
32
 3(2-4・1-2)6 アルコ
32
 
04:36 加藤 右コーナーカウンター
07:51 中島 ピサーダ奪われてカウンター
08:20 若林 キックインカウンター
10:04 高尾 左サイドドリブルS
13:47 小村←右チョンドン
18:30 高尾←北川←荒井←高尾
25:16 加藤←若林 ダブルチーム失敗
29:22 北川 奪ってS
32:57 門井右フォア詰←平井中央S
1月19日(日) 11:30
302
RUCK
28
 2(0-1・2-0)1 アルコ
20
 
15:16 若林ミドルS←右コーナー
20:07 北川←純奈左コーナー
32:27 前田←池内←北嶋右キックイン
プレーオフ
決勝
オーシャン
1月25日(土) 12:00
246
浦安
21
 4(1-1・3-2)3 アルコ
31
 
18平井②16中井9濱野
18加藤②OWN
1月26日(日) 11:30
425
浦安
18
 4(1-3・3-6)9 アルコ
23
 
22伊藤佳18平井②8宮原
8中島6小村7平井②2門井②18加藤19若林OWN

プレーオフ準決勝 アルコイリス神戸 2020.1.18(土)・19(日) 東京都駒沢体育館

よくやった、よくやったよ。あれで大丈夫‼️
〜プレーオフ決勝に進むのはアルコイリス神戸〜

1月19日(日)に行われた2019プレーオフ準決勝の第2戦は、2-1 で福井丸岡RUCKが勝利し1勝1敗、
しかし、トータルスコアが5-7となったためアルコイリス神戸さんが決勝戦に駒を進めました。.

準決勝の2日間、RUCKとアルコさんは、素晴らしい闘いを繰り広げました。
両チームとも、走って走って走りまくって、体を張って張って張りまくって、
スピーディーで、魂のこもったフットサルを体現していたと思います。

金曜日のミーティングで誓い合ったことは、
「アルコイリスを倒して決勝に行こう」
「フットサルの価値を高める試合をみせよう」
「笑う門には福来る作戦を遂行しよう」
という3点でしたが、3つのうち2つは成し遂げられたと思います。

序盤の3連続失点から、心折れずによく戦いました。
急造の新高校生セットも、1戦目と2戦目を比べると全く別のグループになってました。
迷いなく覚悟を持って、前に前に行くフットサルは、見ている人をドキドキさせます。よく修正できました。

大学生セットに入った純奈もびっくりするぐらいの出来でした。自信が芽生えたことでしょう。
指導者の喜びは、選手の成長。決勝には、進めませんでしたが、強がりを言うと、ちょっとだけ満足です。

心温まる応援ありがとうございました。応援が選手を成長させること間違いないです。
これからも福井丸岡RUCKの若者たちを、一緒に育ててください。よろしくお願いします‼️




第7節 サイコロ 2019.12.22(日) 浦安市総合体育館

日本リーグは3位プレーオフに滑り込みセーフ‼️
〜丸岡RUCKとアルコのゴールデンカードが駒沢で〜

12月22日(日)、浦安市総合体育館で開催された試合は、2-2の引き分けで勝点1を分け合いました。
これで、RUCKの勝点は13となり、プレーオフ準決勝に進出できることになりました。

会場には、サポート観光の八百山社長さんをはじめ、たくさんの方が駆けつけて下さいました。
遠い浦安の地で、RUCKを応援してくださる方々がいる。嬉しい限りです。
サポートしてくださる皆様の応援は、選手の心を奮い立たせると同時に、フットサルの価値を高める大事な部分だと思います。
本当にありがとうございました。

「負けるのだけはやめよう」
後半残り1:31、サイコロさんのパワープレーの前に選手に言った言葉です。
その後、しっかりトレーニングしてきた通り、選手達は危なげなく、サイコロさんのパワープレーに対応しました。
惜しい高尾のPP返しのロングシュートもありました。が、この指示で本当に良かったのか自問自答です。

自分が「絶対、勝つぞ」と言えば、選手達はパワープレーを受けても前から行ったのかもしれません。
結果はプレーオフ進出、そして、高尾の得点王獲得。
サイコロさんとの勝負は次に持ち越しということで、今回は「これで良し」と自分に言い聞かせることにします。
勝点1をとる文化が浸透していない日本ですが、早くホーム&アウエーの大会方式にして、リーグ戦の醍醐味を満喫したいです。

今回のハイライト動画をみてくださればわかるのですが、RUCKの得点シーンはかっこいいです。
前半残り12秒、横山と荒井のパス交換から高尾のキックフェンイントで切り返してシュート。
後半同点に追いつかれてすぐ、4:10の北嶋のコントロールオリエンタードからのドリブルトゥシュート。
きっと、駒沢でも、得点シーンが会場のボルテージを一気に上げてくれると思います。





第6節 流経大 2019.11.23(土) 一宮市総合体育館


さすがだは、バーモント戦士たち‼️
〜フットサル脳、ただいま進化中〜

日本リーグで対戦してくださった流経大メニーナの皆様、ありがとうございました。
同年代との対戦ということで、試合するのを楽しみにしていました。.

流経大には、小学生からのライバルである元名古屋FCレディースの藤根さんや、
日本選抜に入っていた金塚さん、ユース五輪銀メダリストの宮本さんがいます。

FPが7人しかいないということで、今回はトレナーの安井コーチが大活躍でした。
ベンチに帰ってくるたびにマッサージ、今までのRUCKにない光景がそこにはありました。
酒井コーチもメンタルケア、ありがとうございました。

得点経過にあるように、北川、高尾、横山、浅野の活躍はものすごかったです。
中学生2年生から全国の舞台で活躍し、国際経験も積んでいる彼女たち、圧巻でした。

江藤テクニカルアドバイザーを迎え、フットサル脳を磨いているここ最近ですが、
「観る」という作業がしっかりとできています。
個人戦術の見直しで、パスの受け手は、フェイクを入れて相手の裏を取っているので、タイミングが難しいです。

北川は、先制点の高尾に出したパス、2点目の荒井へのスルー、その戦術眼はずば抜けてました。
点のとれるフィクソを目指す横山の得点も素晴らしかったです。
高尾にボールが渡ると、必ず何かが起こります。
浅野のビックセーブも、サインプレーもバッチリでした。





第5節 浦安 2019.10.26(土) サイデン化学アリーナ


首位攻防戦、北川、高尾、池内、荒井、山本でスタートした丸岡RUCK、
対する浦安は、伊藤さん、宮原さん、一井さん、中井さん、庄子さんがスタメンでした。


後半34:20、右キックインが中央の宮原さんに通りました。
宮原さんは、こちらのマークの一瞬のづれを見逃さず、コントロールしてシュート。
我慢に我慢を重ねたRUCKでしたが、残り5分で警戒していたセットプレイにしてやられました。

勝った浦安さんは、プレーオフ進出に向けて大きな1勝を手に入れ、
丸岡RUCKは、残り2試合、絶対に負けられない苦しい展開となりました。

でも、楽しかったですよ。この試合に向けて、いろいろとみんなで話し合い対策を立てました。
マンマークのコーナーは「こうすればいいんじゃない」と新しいセットプレーを考えたり、
相手の死角から入ってくるブロックに対しては、しっかり体の向きを作って対応しようと練習したりしました。
浦安さんのボランチにも、ピヴォ・フィクソのチェンジにもうまく対応できてたような気がします。

でも、負けは負け。浦安さんの方が強かったということです。監督の采配ミスというか、対応力がなかったというか。
考えた通りに動いた前半、想定外の交代になってしまった後半。監督として、まだまだ勉強が足りないし、経験不足は否めません。

ブレずにやり続けた浦安さんの戦術に完敗です。米川監督、お見事でした。
でも、次は負けませんよ。この試合も面白かったですが、この試合を向かえるまでも楽しかったです。
日本リーグのおかげで、フットサル脳進化中です。

そして、日本各地から応援に駆けつけてくださった皆さま、デフフットサル女子日本代表の皆さん、たけやま3.5の咲良さん、ありがとうございました。
今回は、勝利の笑顔を届けられませんでしたが、次こそは必ず。







第4節 アルコ 2019.9.15(日) グリーンアリーナ神戸

今回のアルコ戦、北川、高尾、横山、荒井、浅野でスタートした丸岡RUCK、
対するアルコは、井野さん、加藤さん、市原さん、平井さんがスタメンに名を連ねました。

前半7分、欲しかった先制点が丸岡RUCKに入ります。
ゴレイラからボールををもらったアルコの選手に山川がプレスをかけ、ルーズになったバスを北川がインターセプト、そのままドリブルで運びシュート。1-0

しかし、1分もたたない前半8分、前田の山川への横パスを加藤さんがインターセプト、ドリブルシュートを逆サイドネットに決められました。1-1の同点です。

さらに、前半10分、アルコの右奥からのキックイン。北川と高尾が壁です。
アルコのチョンドン対策はしてきたのですが、壁の間にボールが入り、すごいコースにシュートが飛んでいってしまいました。井野さんの復帰弾が決まり、1-2と逆転を許します。

ハーフタイム、荒井を高校生セットに入れて、セット替えを行うことを指示しました。フットサルを楽しむことも、サポーターの方々に感謝の気持ちを伝えることも。

後半23分、高校生セットがやってくれます。山川が右サイドでターンしてシュート、ゴレイラがこぼしたところを前田が押し込みました。2-2の同点。
勢いは止まりません。後半29分、高尾が左サイドでプレスをかけます。
そのパスを北川がインターセプト、そして、高尾のフォア詰に合わせました。3-2、逆転に成功です。

しかし、大声援に後押しされたアルコはこれで終わるはずはありません。そして、RUCKも果敢に攻めるんです。1点リードしているのに。
後半33分、何度かのカウンター合戦の後、浅野のゴールスローが高尾に。突破を試みましたが、滑って加藤さんに奪われます。
加藤さんはそのまま。フォアに走る若林さんにシュートパス、それが必死で戻ったRUCKの選手に当たってオウンゴールとなりました。3-3同点です。
これが、RUCKのフットサルの面白いところなんですが、得点経過など気にせず、ボールを持ったらゴールを奪いに行く。
それで、カウンターのバランスを崩し失点。見ている人は面白くてしかたありません。フットサルの魅力、山積みです。

ターニングポイントはここだったようです。ここで、自分はタイムアウトのカードを持っていた。タイムアウトで、落ち着かせてやればよかったと後悔しています。
「同点の時間を長くすれば良い」と、伝えたかったです。勝負するのは残り2分ぐらいでいいと。

後半34分、同点から1分も経っていない時間です。中央からピヴォに当てようとした浮き球を若林さんにカットされます。
こぼれたボールを加藤さんに拾われ若林さんに、そのまま若林さんに、ドリブルシュートを決められました。3-4逆転です。会場のボルテージは上がります。

これが、ホームの洗礼なのかもしれません。選手達は、大きな波に飲み込まれてしまったようです。
後半35分、右のキックインからの浮き球をシュートされました。加藤さんがブラインドとなって、浅野をブロックします。
ど真ん中に飛んだシュートでしたが、浅野はもつれて倒されて肩を強打しました。

3分間で3連続失点。天国から地獄にとは、まさにこのことです。試合は、そのままタイムアップ。3-5での敗戦となりました。

楽しかったのですが、怪我人が出て、その選手の未来が心配です。
夢に向かって小さい頃から一緒に歩んできた選手は、私達の家族です。怪我から守ってやれなかったことも、自分の責任です。






第3節 ユニアオ 2019.7.27(土) 北海きたえーる

RUCKvsユニアオの試合は、RUCKが山本・横山・荒井・高尾・北川、
ユニアオが辻本さん・森本さん・中野さん・加藤さん・石垣さんのスターティングメンバーでキックオフされた。

RUCKはいつもの大学生セットと高校生セット、ユニアオは先発の4人に小林さんと今井さんと鈴木さんを3枚替えするセットと、
若手の後藤沙奈さん・脇田さん・後藤さくらさん・田中さんのセットで試合を運ぶことになった。

ユニアオが若手セットから交替した前半5:18、試合は動いた。
小林さんの後方からの左キックインの浮き球が右サイドの森本さんに渡り、森本さんはナイスコントロールから左の小林さんにリーターンする。
それに襲いかかったのが北川。小林さんのパスを長い足でカットすると中央の高尾にパス。
高尾はワンタッチしてゴレイラな動きを見て、ゴールに豪快にシュート。先制点を奪う。

さらに、前半7:17。今度は高校生セット。池内は左キックインを、右サイドから中央に入ってきた前田にパス。前田はいったん外に出て、素早く中にカットイン。
前の山川が中央から相手をブロックしてシュートコースを開けると、前田はその空いたコースに豪快な左足シュート。ボールがゴールに突き刺さる。2-0、2点差となる。

その後は、得意の前プレと、練習してきたセットプレーでユニアオを攻め立てる。クイックでシュート、3人の連動した動きからシュート。
話し合って工夫を重ねた成果はあった。高尾が裏を狙って荒井にヘディングシュートをさせた場面もあり、盛り上がった。

先発ゴレイラの山本は、終始大きな声で指示を出し、ユニアオのカウンターをナイスセーブ、前半を完封してくれた。
マイクジューでも、的確なコーチーングの声が響き、橋本左内を奉る護国神社の清めの塩のご利益は大であった。

後半は、小林望月の日本リーグデビューとなった。FPも小林に勝利をプレゼントしようと懸命にプレーする。
23:04、池内が相手のパスをセンターライン後方でカットしてドリブル。府中戦の先制点を連想するシーン。自分で撃つか、フォアに走った山川に出すか。
しかし、どっちも違った。池内が選択したのは、花道に入ってきた前田へのパスだった。練習したメッセージ性のあるパス。
池内の「シュートうてー」の思いが、前田にも通じて、ワンタッチした後、地をはう弾丸シュートがサイドネットに決まった。
3-0、決めた前田もさすがだが、池内の戦術眼にあっけにとられた。

そして、24:00、今度は、右サイドで山川がボールを奪取してドリブル突破。前半、左サイドを突破しながらも迷いがありシュートまでいけなかった。
今度は得意の右足でシュート、ゴレイラの股間を豪快に突き破る。駆け寄ってきた小林と抱擁。
2人は平章小学校からの幼馴染、山川を抱っこできるのは173cmの小林しかいない。レアなシーンが見れた4点目であった。

27:42、右サイドを走る坪田へ出した小林のスローが12脇田選手に奪われ、11後藤沙選手にピヴォ当て。
荒井が簡単に振り向かせてしまい数的不利に。12番とワンツー気味につながれ、11番に決められる。ユニアオの若手セットが決めて4-1。

ここで満を持して浅野が登場。高校セットとの交替がうまくいかず、北川がピッチに立ち続けた30:29、前田のシュートをゴレイラが弾いたところを北川が押し込む。5-1。
北川やっと得点。職場のフィトネスがオープンして忙しかった今日のキャプテン北川、安堵の瞬間であった。

そして、残り10分、7番加藤さんをゴレイラにしたユニアオのパワープレーが始まる。
35:03、森本さんのボールを中央で横山がインターセプト、高尾とのワンツー、横山は自分で打つのではなく再び高尾へ、6-1。

練習を重ねてきたパワープレーの守備が底に入った森本さんのナイスな位置どりで、RUCKはボールを奪えず1-2-1から2-2に守り方を変更。
その直後の35:42、高尾がボールを奪ってドリブルシュート。高尾ハットトリック達成。7-1。

さらに、37:36。左コーナーから前田がシュートを放ち、弾いたボールを相手がヘディングでクリア、それを凜花ぎ右サイドで拾うと、中央の池内にパス。
池内はダイレクトで山川にピヴォ当て、右サイドから凜花が中央に走る。これも府中戦のラストシーンと同じ。
「ピサーダーで凜花」と思った瞬間に、山川は右にターン。ゴールを見ずに感覚だけで振り抜いたシュート。これもサイドネット。
山川は今日も右サイドから2発。8-1、駄目押し弾が決まった。

最後はJETAセット。残り42秒でパワープレーに屈して8-2。まだまだ優しい。
平均16.5歳のJETAセット、8月からのクリニックで一皮向けてください。君たちには、明るい未来しかない。






第2節 府中FCプリメイラ 2019.6.30(日) 福井県県営体育館


福井丸岡RUCKの先発は、浅野・横山・高尾・荒井・北川。バンブさんとの強化試合、紅白戦と前プレが効いて絶好調の大学生セットでスタートしました。
ちょっと荒井は緊張気味でしたが、激しいプレスと思い切りのいいドリブルで場内を沸かせました。

次は、凜花・池内・前田・山川の高校生セット。彼女達も落ち着いています。
ガールズとサテライトの応援の声が可愛くて、何回も応援席に目がいきます。ここを率いてくれるのは、小林と藤江。鵜飼のために、ベンチ入りを譲ってくれました。

さあ、1stセットに戻そうと思った4:15。凜花が前プレをかけられて思わずパスミス。
それを相手に奪われてピンチ、しかし、相手の前線へのパスを池内が見事なインターセプト。
池内は、左サイドをドリブルで持ち上がります。右足で2回ボールをなめた後、左足に持ち替えて、ゴレイラの左足の届かないところに技ありシュート。
池内は、大舞台に強い頼もしいRUCKの10番です。

その後、府中さんもさるものです。右に左に強烈なシュートがゴールを襲います。しかし、それを防ぐのがキャプテン浅野。
ゴレイラのファインセーブに歓声が上がります。福井のお客さんは、両チームの良いプレーに反応できるようになってきました。最高の会場の雰囲気です。

6:47、府中さんの猛攻に耐えれず失点。ミスの後、勇気をもって、そのボールを奪いに行けなかった。2回の躊躇で同点にされました。
得点したのは、39番の船附さん。スペインでもプレーしていた日本待望の大型ピヴォです。

試合は進み、11:38。府中のゴールをこじ開けたのは、山川でした。自分で猛烈なプレスに行ってパスミスを誘い、それを前田がカットしてドリブル。
フォア詰で決めました。これで2-1 、勢いに乗ります。
課題のセットプレーの守備も無難にこなします。フィクソの横山姉妹も練習通り、前でカットするし、安心してみることができた前半でした。

ハーフタイムは、ウイングスさんとデフフットサル女子日本代表のイベントを見ていました。
ウイングスさん86名のダンスは、壮観でした。デフ代表の挨拶にも、大きな拍手が巻き起こり、会場の人の優しさが伝わってきたハーフタイムでした。

後半が始まりました。前半は、大学生セットが藤田さんのいるセット、高校生セットが船附さんのいるセットとの対戦でした。
「ちょっと変えてみたい」という意見が、高尾から出ました。
でも、初めは大学生セットで行きたかったので、出場時間を短くして、大学生セットが、2回目のターンで船附さんのセットと当たるようにしました。

23:15、高尾がキーパースローをカットして左サイドをドリブル、ゴール前の純奈にパスを送ります。純奈は、相手ともつれながら、右足で面を作りシュートを決めました。
純奈の日本リーグ初得点は、浅川コーチに教えてもらったゴールネットの上を狙って打つ「アッパーデッキ」でした。お姉ちゃんからのパスというのも意味があります。
この時、前にいた北川は、後ろから走り込んだ純奈のために、止まってスペースを作っています。
あのまま北川も一緒に飛び込んだら、DFが密集してこのゴールは生まれなかったでしょう。北川、高尾姉妹にナイスアシストです。これで3-1、思い描いた通りの筋書きです。

みんなとの約束どおり、2点差がついたので鵜飼が出ました。
手で払うようにシュートをブロックしたり、得意の足を投げ出してシュートを防いだり、鵜飼のファインセーブにベンチは乱舞しました。

でも、この時、府中さんはちょっとやり方を変えてきたのです。
それまでは、早くピヴォに当てて、シュートを狙っていたのですが、3点目が入ってからは、、しっかり幅と深みをとって、RUCKのイプシロンの守備隊系を崩しに来ました。
前に2枚しかいないので、どうしても間延びします。フローターも引き出されてしまったり、上手くいかなかったです。

しかし、鵜飼は無失点。大満足の結果です。残り10分、ここで、浅野に戻そうと思いましたが、もう1人のゴレイラ山本に出てもらいました。
30:16、交代も中途半端になり、なぜか山川が船附さんとマッチアップ。見事なパス回しでピヴォ当てされ、ターンシュートを決められ3-2になりました。

ここは、自分の采配ミスです。しっかりセットが替わってからゴレイラを交替してあげればよかったし、次のセットに状況の説明をしてから交替すればよかった。
間延びしているのだから、「ここは一度ハーフに引いて」とアドバイスしたり、今になると、後悔です。

そして、残り4分。予想通り府中はパワープレーに出てきました。
37:38、大学生セットが出てから2分経過したので、高校生セットに交代しようか、タイムアウトをとろうか、一瞬迷った瞬間でした。

39船附さんが左からのキックインを22縄田さんに戻し、縄田さんは一番後ろの14藤田さんに、左サイドの荒井がちょっとだけサイドに開いたのを見逃さないのが藤田さん。
素晴らしいパスが左奥にいた船附さんに通りました。船附さんは、それをダイレクトでゴールに。浅野、間に合わず、万事休すでした。なんと残り2:22で同点。

2年前の府中戦も2-0からの同点、1ヶ月前のLAZIO戦も3-1からの同点。嫌なムードにならないように、すぐさまタイムアウトをとりました。
まだ2分もあることを伝え、パワープレーは斜めのボールを入れさせないことも言いました。もちろん、楽しもうとも。

タイムアウト後は、高校生セットでスタートしました。府中さんがパワープレーで来るかもしれないという思いもありましたが、最後は大学生セットと決めていました。
なんでかと言うと、ベンチで高尾が、「大丈夫やって、神様は見てるよ」って呟いてたからです。

残り1:30ぐらいになった時、「さあ、池内を残して、3枚交代して」でも、2失点目は交替の失敗。
とりあえず、高尾と北川を出して、山川と凜花を残そうと思った時に、ブザー。府中さんのタイムアウトです。
セット替えにしよう。残りの1:06、絶好調の大学生セットに託すことにしました。
神様が見てるのなら、荒井が荻田コーチと一緒に、いつも左足のシュート練習をしているのを、神様はきっと見ているはずです。

でも、自分の心は「円陣に入ろうか、入らないでおこうか」でぐるぐる回ってました。
鵜飼が真剣勝負の場を最後にするこの日、最後の円陣で、鵜飼のそばに行きたかったのも事実です。でも、自分が円陣に入らない方が、いつもいい結果はついてくるし。

左のキックインから試合はスタート。ここも、パワープレーがくるかなと思ってました。
しかし、パワープレイではなかったです。1回戦総当たりしかないリーグ戦、両チームとも負けは嫌だったはずです。

キックインのボールがゴレイラに戻されました。そして、ゴレイラが蹴ったボールは、ワンバウンドで浅野がキャッチ。
すかさず浅野は、左サイドの荒井に。荒井はダイレクトで北川にピヴォ当て、これがまた絶妙で、右で蹴っていたら、確実にカットされてました。
左で蹴ったので股を通り北川に入りました。右サイドにいた高尾はフェイクを入れながら北川に向かって斜めに走ります。
北川は右にターンすると見せかけて、ピサーダで高尾に。ワンタッチで22縄田さんの前に体を入れると、倒れこみながら右足でゴレイラの股を抜きました。

今までに、何度も何度も見たシーンです。違うのは、1376人の大観衆の皆さんの歓喜の声が聞こえること。
「神様は見てるから」と言った高尾が、映画のようなクライマックスをプレゼントしてくれました。




   
 
 
 
 


開幕戦 エスポラーダ北海道 2019.6.8(土) 茨城県龍ヶ崎キャンパス


2019年シーズンの開幕戦、福井丸岡RUCKは、GK山本、FPを横山、北川、高尾、荒井の大学生セットでスタートしました。
前半4分、北海道の右コーナーキックを8番阿部選手に押し込まれて失点。開幕戦でいきなりのビハインドを負いました。
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しかし、ここで動じないのが丸岡RUCK。
前半8分、横山の右キックインが左の高尾へ、高尾は縦に入った北川にピヴォ当て、そのまま左サイドを駆け上がり、フォアで待つ荒井にピンポイントのパス。
落ち着きを取り戻す、荒井の同点弾。1-1。

ここで波に乗りたいところでしたが、今年の北海道さんは一味も二味も違いました。しっかりとボールを動かし、攻撃を組み立て、カウンターでゴールを狙います。
ここで、北海道さんに立ちはだかったのが、キャプテン浅野。安定感抜群で、数々のピンチを防いでくれました。

そして、前半17分、北川がエースの貫禄を見せます。左にいた高尾が中央の横山に。
横山はコースを変えて、右サイドの北川へ。北川はスライディングでニアハイにシュート。これは絶対取れないコース。逆転、2-1。

さらに、前半19分。こぼれ球を拾った山川が中央からドリブル。大きく右足でボールをまたぐと、その足のアウトで右に出てシュート。
このプレイは、LAZIOのポルトガル代表タニーニャがよくやっていたプレーです。でかしたぞ、山川。国際親善試合をやってよかったと思わせる瞬間でした。

後半26分、左サイドの高尾から右サイドの荒井に、荒井は右に開いた北川に縦パスを入れます。
北川はそのままダイレクトで右足を一蹴。ワールドクラスのシュートが決まりました。4-1。

その3分後の後半29分、今度は高校生セット。池内が相手ボールを奪ってドリブル、左サイドの山川にパス。山川は角度のないところから右足でシュート。
これもニアに決まる。5-1。

その後、北海道さんも強度の強いディフェンスからカウンターを仕掛け、RUCKゴールに迫りました。
浅野が足でシュートを弾きとばし、ゴールに鍵をかけます。高校2年生になった純奈や坪田もピッチを走り回りチャンスを演出しました。

後半39分、横山からボールを受けた高尾がカットインして、強烈なシュートを決めます。6-1。
38mとピッチが狭く、ゴールのすぐ後ろに壁があり、なかなか本来のプレーができていなかったRUCKのドリブラーが、最後に決めてくれました。
スピードの活かし方は、縦の突破だけではないことを証明できてよかったです。

終わってみれば、6-1。しかし、エスポラーダ北海道さんは、かなりレベルアップしていました。
ボールの支配率や、守備の強度が違います。日本女子フットサルリーグは、今年で3年目。このリーグのおかげで、日本の女子フットサルのレベルは間違いなく高くなりました。